2011年09月03日

実体顕微鏡で楽にQFP部品のハンダ付けしてみた

ハンダ付けと一言で言っても、いろいろな部品があります。部品の形状によって、ハンダ付けの方法も異なってきたりします。

PIC ADK Miniboard rev.1では、1.27mmピッチと0.65mmピッチのSSOPパッケージを使用しました。まぁ、これは裸眼でも何とかなるかもしれません。

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ただ、僕の力では0.5mmピッチや0.4mmピッチは正直辛いです。まず、適当にハンダ付けすることは出来ます。
その後、顕微鏡で見ると、ブリッジ等の半田不良がやはり見つかります。従って、顕微鏡見ながら修正することになります。

顕微鏡越しにハンダ付けをする事もできます。この場合は手の精度が何倍もアップした感覚になり、0.5mmピッチでも簡単にちょいちょいーっとハンダ付けできる感覚をおぼえます。しかしこの実体顕微鏡、プロの世界では当たり前ですが個人では高いよな〜、と思ってました。だから手を出してなかったのですが・・・。


先日、大阪日本橋のでんでんタウンにてもくもく会というPIC ADK Miniboard関連のイベントが開催されたとき、みんなでハンダ付けをしていたのですが、たろサさんという神戸支部の方が実体顕微鏡を持参されていました。試しにのぞかせていただくとやはり、思ったとおりとってもよく見えます。伺うと10000円前後で買えるものなのだとか。えーーーーっ。

と思ってびっくり僕も注文することにしました。
僕は個人的にはビクセン社というメーカーの望遠鏡が人生初で購入した望遠鏡で、このメーカーに思い入れがある為、ここのにしました。埼玉県所沢市にあるメーカーです。

で、届きました!ビクセンのSL-30というものです。白色LED照明もついています。
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まず0.5mmピッチは、1目盛り1mmの定規に当てるとこんな感じ。
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半田ごてを当ててみます。結構細めのはんだごてで先は斜めカットのものがおすすめです。
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顕微鏡を覗きながらハンダ付けします。一見細かいハンダ付けに見えますが、顕微鏡を使えば楽勝でした。
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視力等個人差により必ずしもこれで楽に実施できるとは限りませんが、少なくとも作業性はアップすると思います。
お勧めします。

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標本もついていましたw
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posted by いしいっち at 14:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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