
このコンポ、MD、CD、USB入力(PCと接続すると、USBスピーカーとして認識する)の音を出すことが出来ます。
しかし残念ながら、ライン入力といった端子はないんです。
USBスピーカーとしての機能もありますので、USBホストコントローラとマイコンとを接続し、アナログ入力をUSB-Audio経由で出力する事を考えたりもしたのですが、遅延が出るのが気に食わないだろうと思いました。
ところで、このSoundGate LAM-Z10は、メインユニットとスピーカーとは、8pinのmini-DINで接続されています。
きっと、スピーカ信号L/Rが入ってると思っていました。
先日作成したデジタルアンプのお供にどうかな?と思い、単体スピーカーとして使用できないか考えることにしました。
スピーカーを分解します。
すると、予想に反し、それなりの基板が出てきます。
この基板には、アンプIC ロームBA5417が搭載されていました。
仕様書 : http://www.rohm.co.jp/products/databook/audio/pdf/ba5406-j.pdf
つまり、このミニコンポのスピーカー部分は、アクティブスピーカだったのです。
であれば前述のデジタルアンプを接続せず、スピーカー内蔵のアンプを使用することに方針転換することにしました。
基板の回路を追いかけますと、基板上の8ピンコネクタのピン配置は以下の通りと思います。
1 -> VCC (メインユニットから9.0[V]印加)
2 -> VCC (1pinと同一)
3 -> POWERGND
4 -> POWERGND
5 -> STBY (GND=スタンバイ)
6 -> L IN
7 -> PRE-GND
8 -> R IN
8pin基板コネクタとmini DINの対応付けはこちら。
なお、アンプICの2chアンプは、OUT1 -> Lch、OUT2 -> Rchとして使用されています。
STBYはアンプICにそのまま入力されます。VCC直結でも電源投入時ポップノイズ等は気になりませんでした。
電源は、とりあえず秋月のACアダプタを使用しています。
というわけで、メインユニット無しに単体スピーカーとして使用する装置、できました。
また、メインユニット部の蓋が壊れやすい為、ヤフオクにも結構安く出ていたりしますから、それを入手してスピーカーとして使用するにもよいかもしれませんね。
これは長く活躍してくれそうです。
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はい、これは制作したものです。ケース自体はパーツショップで購入できるはずです。
ケース、パーツ(VRはA10Kを使用?)をそろえ、8pin基板コネクタとmini DINの対応付け図と写真を参考に配線してみましたが、ダメでした。ネット上での情報を探しまくり参考にしようとしましたが、電子工作の知識の無い私には所詮無理でした。再度のお願いですが、お暇なときに実体配線図をアップしてはいただけないでしょうか。よろしくお願いします。
ちなみに電源はACアダプタか何かをご用意されたのですか?
出力DC9V600mAのACアダプターを入手しました
。