2011年07月23日

LuaridaUIサーバとMicrobridge/PICでAndroid側制御アプリレスで機器を作る

先週はAndroid Bazaar and Conference 2011 Summerに行かせていただきました。そのあたりの記事是非書きたいんですけど、なかなか手が回ってなくて。。。

ところで、たろサさん作のAndroid用Lua言語実行環境LuaridaはUIとインタプリタがソケット接続で実現されています。UI側がサーバなので、例えばLuaインタプリタ以外からUIサーバとして接続されることもありなんじゃないか、Microbridgeからの接続もアリなんじゃないかとたろサさんが仰っていたので、実験してみました。

P1080597.JPG

たろサさんから、LuaridaからUIサーバ部だけに切り出された Marida と、ソケット通信のコマンドセットの一覧をいただいていたので、実験はスムースに進みました。
Luaridaは内部で60081番ポートを使用しているようです(netstatによると)。Maridaも同様、TCPの60081番で待ち受けしています。そこに対して接続し、規定のコマンドセットを投げるわけです。

今回は、実験にAndroid 1.6端末のIS01を使用しています。制御対象は、過去の記事でも使用したサーボを連結したロボットもどきです。マイコンボードは日本Androidの会神戸支部オリジナルマイコンボードである、「PIC ADK Miniboard」を使用しています。もちろん神戸支部でポーティングしているMicrobridge/PICが焼いてあります。

PIC側実装としては、まずAndroid端末と接続した後、ADB shellを使用し、Maridaのメインアクティビティを起動するインテントを投げます。Marida起動後は上述の60081ポートと繋ぐようADB daemonにお願いして、あとはMaridaと繋ぎます。

シーケンス図、軽く書いたレベルですみませんが、貼り付けます。
Marida-connection.png

動画はこちら。





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posted by いしいっち at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | Android開発関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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